・一番最初
資金はたった２０万、そして高経験値の戦闘機や戦車などがある。まず一番最初にすべき事は、転換である。戦車を全てパンター２にしなければならない。次に戦闘機をそれなりにMe262に変える。さらに機甲歩兵を全て騎馬兵に転換。必要ではないが、対空戦車ケーリアンをＢ型に転換させると、若干歩兵を倒しやすくなる。転換の結果100％でなければ補充をしておくこと。
次に数が少ないので編成であるが、軍用列車を最低一つ、歩兵を１０部隊、建設工兵８部隊、それほど高くないが弱すぎない装甲車か軽戦車を５つ程度、安い88mm高射砲18型を８部隊後は戦闘機を６機、補給車を４部隊。Do217K3爆撃機を２機ほど生産。
パンター２…高速・強靱。最強クラスの対装甲攻撃・命中。ソフトスキンに対してもかなり強い。夜間能力ある（難易度普通だと夜間は関係ないけど）。
歩兵…歩兵が制圧することで勝利ポイントが貯まったり、資金源である街を支配できる。半分は鍛えておくと良い。
建設工兵…これ無しには万年金欠。安全地帯になったら、その付近の街に乗り、建設。建設は比較的効率の良い１５０までやれば足りる。空港とかも鍛えると空軍が展開しやすくなる。
軍用列車…戦闘では重いものを、資金のためには建設工兵など速く運び、円滑に都市を鍛える補助をする。
装甲車…視界確保。航空機だけではしんどいし、森の中の敵が見えない。自軍のみ策敵なしなら不要だが醍醐味が無くなってしまう。
Ta152戦闘機…制空に必要なMe262にするために半分は鍛える。
88mm高射砲…最低５つは鍛えること。自走高射砲は能動的な初期シューティングスター対策に必須。
補給車…なかなか街を制圧できないときや、円滑な進行するためには必須。戦車部隊や工作車の燃料切れ立ち往生を防止できる。
Do217K3…対地武装に変えれば、爆撃。対艦武装に変えればミサイル攻撃。応用が利く。
もちろんこの通りじゃなくて良いが、よく見るとこのゲームは補給にお金がかかるので、金が少ない序盤では苦しい。４万前後残しておくべきである。
また、Do335B2は対戦車戦でもの凄い攻撃力を誇る。チャーチルを削る際にはとても役に立つ。Do535は（半分）ジェットなのにサイズが小さく出撃・格納に有利。対戦車もそこそこ高い。それだけでなく、対空性能もかなり高い（反面回避は低いので注意）ので、お金に余裕が出来たら揃えよう。強力な敵ジェット機相手にドイツ機で弾を当てられる可能性があるのは事実上Do535だけ。
・金集め
仮想シナリオは、攻略まで最長１５０ターン以上かけられる。そこで、勝利間近になったら、歩兵を敵首都に乗せて、余計なものは全て収納。耐久力は低くても良いが建設工兵を生産＋次ターン補給＋合流で１０両編成にして鍛えていない街に送る。どんどん鍛え、毎ターン１万程度になったらひたすらターン送り。もちろん街の量による（多いと３万ぐらいまでできるマップもある。）が、恐らく１００ターンは出来るはずだから、１００万以上の軍資金を得る。１００万も編成や転換で意外に直ぐに消え失せるので、何面か繰り返す。かなり苦行だが、やらないとシューティングスター相手にはそれ以上の苦行かもしれない。
・自軍と相手との優劣
自軍は陸軍を筆頭に基本的に敵よりかなり強いので、高射砲を除いて陸軍に関しては問題ない。海軍に関しても、仮想戦記verをやる限りでは取り立てて不都合はない。
だが、特に航空機に関しては一部弱い。特に制空と対地攻撃の面では負ける。前記敵シューティングスターとミーティア４は、こちらのシュワルベ（Me262）より強力で、経験値がマックスでも完全に負ける。そしてさらに強くなってしまい、手が出せなくなる。救いはわざわざ見逃してレベルアップさせない限りは、初期配置以外ではまず出てこないこと。また日本の生産する震電改はMe262と互角クラスである。
なお、今のところ通常の方法ではMe p.1101（開発４８年７月）及びTa183（同４８年１２月）は出てきていない。出てきたとしても何故かシューティングスターに比べ性能が低いので、対爆撃機以外には無意味だが。
そこで、最強制空戦闘機であるシューティングスターと比較的強力なミーティア４を捕らえると有利である。しかし、それは後の機会に述べることにしよう。
・RSCBで役に立つ飛行機
対戦闘機の戦闘機…最強シューティングスター。次点でミーティア４。Do535も命中が高い。
他目的の戦闘機…重鈍な相手には30mmと対空ロケットのMe262が良し。
ヤーボ…生存性・機動力・航続距離を考えるとシューティングスター。近距離ロケット攻撃はミーティア４
攻撃機…A-26B-50ｲﾝﾍﾞｰﾀﾞｰ。通常攻撃は圧倒的で、ロケットでの地形攻撃も危険なほど強い。
対戦車攻撃機…Do335B2は30mm砲の威力（AP＋数）・命中が高い。
爆撃機…Ju390。これも不動の１位。高射砲無視。
対駆逐艦・対巡洋艦…Do217K3。経験値０でも４マス程度なら高命中率・一撃撃沈。防御射撃を複数受けない位置取りを考えれば反撃は滅多に当たらない。
対戦艦…雷撃機全般。但し命中が低いから訓練しないと当たらない。
水上輸送機…Lv2のものなら長距離移動できるので、有ると有利になる。但し補充費用が高い。
輸送機…ギガントは建設工兵輸送。Ju52mg4eとJu38は長距離。Ju52mg9eはグライダー（搭載＋１、能力にかかわらず空挺一回）が使える。
「各論・攻略」
次に各論、つまり個々のマップの攻略法に入るが、選択可能なためどれからやるべきかが問題となる。お金が無い序盤は早期に敵を蹴散らし、建設工兵で都市を鍛え金を稼ぐため、敵が成る可く弱いほうが良い。
だが、『中央』『西方』では最初から最強の敵シューティングスターとそれに準ずる敵ミーティア４が出て、かつ攻めにくい地形であるなど、高難易度の面がある。一方で、『東方』は、最初の面（ターン数が５７以下なら２面も）は取り立てて強い敵がいないため、安心してお金を稼ぐことが出来る。ファンディ湾も敵空港が貧弱なので出撃制限をかけていれば、シューティングスターも工作車が増築するまでなかなか出られない。そこで、『東方』から始めるべきである。
なお、自軍とは面の始めに選択でき、又は友軍操作できるものをさす。