アドバンスド大戦略5地形攻撃編


「地形攻撃用航空機」


地形攻撃航空機とは、そのまんまだが、地形攻撃に適した航空機のことである。
前述の通り、直接攻撃も得意なタイプも存在するが、地形攻撃の能力について主眼を起いて考える。
もっとも、威力だけでは使い勝手が悪い場合も多いので、生存性などの総合力についてもそれなりに考えていくことにもする。

爆撃機

爆撃機とは高耐久力であり大量又は大型の爆弾を積んで、地形攻撃をする航空機である。通常爆撃機と重爆撃機がある。
重爆撃機は回避率が低く、値段が高いが、反面大量の大型爆弾を搭載でき、耐久力が高い。大量装備(備数が多い)の時は、命中率の低さから、ばらける為、周囲のヘックスを巻き添えにする広範囲攻撃を得意とする。

He111は燃料が多いが爆撃力はそこまで高くない。使えるのはJu88A-4である。高い爆撃力や航続距離が長く、能力が高いといえる。
そして、後半になってくるとかなり強くなる。Ju188はJu88ほど爆撃において高性能ではないが、夜間能力があり、夜間爆撃に使える。
海戦も得意で爆撃もそこそこ得意という汎用性が高いDo217系統や、今作最強重爆であるJu390A-1が手に入ればかなり楽だ。もっとも、Ju287は能力もいまいちで使い勝手が悪いので必要ないだろう。

他国の爆撃機は必要ない。最初の方の英爆撃機は対空夜戦能力があるので、使ってみると面白いかも知れないが、必要とまでは言えない。貰ったらラッキーぐらいで良いだろう。
中盤以降で特徴あるのはランカスタースペシャルと、TB-3M-34RNという寄生戦闘機の母機である。だが、前者はHEが極めて高いものの、1発だけであり、耐久力も余り高くないので爆撃機としては使いづらい。後者は寄生戦闘機が弱すぎるので使い物にならない。 爆撃機は基本的にはドイツ製で良いだろう。


戦闘爆撃機(爆弾・ロケット)

戦闘爆撃機とは戦闘機と攻撃機の中間である。戦闘爆撃機と遠距離戦闘機がこれに含まれる。かなり汎用性が高く、爆撃した後に敵爆撃機を襲ったりできる。しかも、後半になるに連れて能力が上がり、やや大型の爆弾を装備できたりする。

まずドイツ機についてである。
Bf110はE型まで爆撃能力はない。優秀な直接攻撃型飛行機であるので直接攻撃型の所を見て頂きたい。E型からは500kg爆弾などを装備できる。遠距離戦闘機のBf110Dはタンクが付いているだけで殆ど同じである。

Me210はそこそこ能力があるが、高度が低い。使うメリットは余り無いと思われる。それに対してMe410はかなり能力が高く、1t爆弾でも対地命中が140を超えるなど、急降下爆撃機に次ぐ能力である。しかも、その他の能力も高い(生存性・視認・直接攻撃力)為、汎用性が高く、故にかなり使い勝手が良い。

Fw190戦爆型は取り立てて使えない。唯一Fw190F9はPBロケットを持っているので使うとしたらそれだけである。
長距離戦闘機のJu88Cは50kg爆弾×10しかなく、対地攻撃には使いづらい。視認4だけが特徴である。Ar240は全く要らない。

後半に出てくるDo335やDo535は完全に直接攻撃に向いており、爆撃性能は余り良くない。特にDo535は対戦闘機に向いている為、爆撃に使うのは勿体ない。同じ理由でMw262戦爆型は機銃を二本取り外して爆弾を付けるので、経験値を稼ぐとき以外には対地攻撃するために使ってはならない。

以上より、Bf110EやME410、そしてFw190F9がその時期において、地形攻撃として使えるものであると思われる。蛇足ながら直接攻撃を含めた戦爆としての総合能力はBf110系統、Me410系統、Do335系統が優れている。

しかし、ドイツ機よりも英米機の方が対地攻撃用の戦闘爆撃機に関しては圧倒的に優れている。
なぜなら今作では対地攻撃が極めて強い為、遠距離対地攻撃でき、しかも弾がばらけるロケット弾は極めて強くなっているからである。 しかも、通常の戦闘機にも搭載できるのが多々ある。その為、まずロケット攻撃をさっさとした後に対空戦をするといったことも出来るので、極めて使いやすい。

イギリス機では60lb(HE72)と90lbロケット(HE89)があり、当然90lbの方が強力である。
序盤では戦爆型のハリケーン、中盤〜終盤ではスピットファイアやタイフーンの一部や、テンペストが60lb×8を装備している。機体そのものも強力な為、捕獲しておくと便利である。また、北米戦ではミーティア3と4は、90lb×16を装備しており、近距離しか使えないが対地ロケットで最強を誇る。ミーティア4は対空性能も極端に高い為、やはり捕獲すべきであろう。

アメリカ機では4.5inロケット弾(HE34)5in HVARロケット弾(HE69)である。
マスタングではD-20型から5in×6になり、それまでは4.5in×6である。今作最強戦闘機であるシューティングスターは5in×10であり、かなり強い。サンダーボルトは最終型のみ5in×10であり、D-20〜30型は4.5inロケット弾を搭載している。ライトニングはF型から4.5inロケット弾を装備している。
イギリス機と同じく、以上は総じて機体性能が高いので、出来るだけ捕獲すべきである。特にP51D-20以降やP-47D-40及びシューティングスターは対地攻撃力が高いのみならず、戦闘機としても強力である。

ソ連機も一部ロケット弾を使えるものもあるが、82mmロケット弾の性能がかなり低い(HE15)為、使いにくいと思われる。


急降下爆撃機・攻撃機(爆弾・ロケット)

急降下爆撃機とは、大型の爆弾を命中させる為に急降下して目的物に近寄ってから放つ為、対地命中率が高い航空機である。
一方、攻撃機は対地支援目的の航空機であり、視認がやや広く、爆弾によって攻撃することを目的とする航空機である。戦爆との違いは、対空性能が低く、向いていない点にある。

ドイツの急降下爆撃機はJu87が殆どであるが、かなり威力と命中が高い。その為、高い地形攻撃能力があるのみならず、序盤から対装甲直接攻撃にも使える。そしてB1(R1)→B2(R2)→Dとなるにつれて能力が上がる。それらに関しては詳しくは対艦や対装甲直接攻撃の所を見て頂きたい。
その反面、航続距離がかなり短いので、使い方をしっかり覚えて役に立てよう。R型はタンクを付けられるので、中距離用に使おう。もっとも、後半からは機体性能の低さから、生存性が低くなってくる。殆ど使い捨てになることが多いだろう。もっとも、夜間能力のあるJu87D-7等にして使い続ける道もある。高経験値のJu87Dがあるなら即座に転換し、大切に夜間のみ使おう。
それに対してドイツの攻撃機は、ブリッツ以外は攻撃能力がそれほど高くない。その為、偵察が主流になるので割愛する。偵察の所を見て頂きたい。

連合軍機も使えないものが多い。特に急降下爆撃機はJu87の性能が高いので、不要である。例えば、ソ連機では132mmロケット(HE61)のIl-2等があるが、そこまで使えない。手には入ったら補助に使うだけにしておくと良い。
しかし、A-26Bだけは別である。5in×14であり、地形攻撃には極めて強力な攻撃力を備えている。ミーティアよりは劣るが、それでもミーティアが行けない遠距離まで行ってロケット+爆弾で地形攻撃をし、その後に歩兵さえ一撃で倒す強力な機銃があるので、使い勝手が良く強力である。

よって、これらの兵種の中で対地攻撃に使えるのは、序盤〜中盤は殆どJu87だけである。攻撃機は偵察目的に作れば足りる。北米では、アメリカ軍のA-26Bを捕獲しよう。




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