アドバンスド大戦略5直接攻撃編


「直接攻撃用陸上兵器」


直接攻撃用陸上兵器は、高命中+高AP攻撃力によって直接攻撃が得意な陸上兵器である。 最前線に向いている戦車/牽引砲/駆逐戦車/地対空砲などがこれに属する。
なお、牽引砲や自走砲の中でもカノン砲は高命中+高AP攻撃力があるが、それは地形攻撃型のところで語ることにする。


戦車

 戦車とは強力な装甲を持ち、キャタピラによって不整地でも走ることが出来、旋回砲塔により移動後攻撃でも命中が落ちにくい陸戦の主力級兵種である。攻勢守勢どちらでもそつなくこなすことの出来る。

 初期のドイツでは、4号は短砲身であり、全く使えないので事実上3号戦車しか選択肢がない。初期の3号戦車は機銃が多く、歩兵を削るのに適している。中期になってくると機銃が減るが、主砲が5cmになり能力が上がるので問題ない。もっとも、3号ではフランス戦車ややソ連のT-34を相手にするのは苦しいので、航空機や野砲、自走砲を用いて撃破した方が良い。
 中期〜後半には4号G型などの長砲身型4号戦車やパンター戦車が出るので、それが主力になる。ティーガーなどはその重さから橋などを渡れない為に使いどころが限られるが、耐久力が高いので拠点防御に適している。北米では、極めて高性能なパンター2H型にすれば十分である。ティーガー2は不要であると思われる。

敵戦車で捕獲する価値があるのは、やはり対ソ戦初期のT-34だと思われる。事実上対ソ戦初期でT-34に対向できるのは、捕獲T-34しかないだろう。またソ連戦車はレベルが高いので、ドイツ戦車に転換させ易いという利点がある。他にはOT-34等の火炎放射戦車を戦車代わりにしても良い。
アメリカやイギリスの戦車は不要である。フランスのB1bis等は、敵の時はやっかいだが味方になると役に立たない。

北米戦では、敵のアベンジャーには気を付けた方が良い。普通に戦えば負けることはないが、それなりにダメージを受けやすい。
また、日本の七式中戦車がある。この戦車は最強クラスの中戦車である。パンターでは太刀打ちできない。ティーガー2ではなんとか太刀打ちできるだろう。しかし、原作ではパンター2を超える能力を誇ったものの、ゲーム内ではパンター2の方が対装甲能力(優先度・装甲・AP攻撃力)があり、しかも訓練などで簡単に作れるので、捕獲する必要はないだろう。敵として戦う場合も、アベンジャーよりは気を付けた方が良いけれども、そこまで数も多くないので、航空攻撃などと組み合わせれば意外と簡単に倒せるだろう。

牽引砲

牽引砲は、ここでは対戦車砲のことを指す。しかし、移動力が低く、しかも防御力が低い故直ぐやられる為、使い勝手が極めて悪い。よって殆ど使わないだろう。使うとすれば37mm砲は空挺能力があるので、対空能力がない敵部隊に対して空挺爆弾として投下するぐらいである。開発や生産する意味もない。友軍に出てくるだけである。

自走砲/駆逐戦車

ここでいう自走砲は対戦車自走砲の事である。そして駆逐戦車も対戦車目的の車両である。共通点は、英米の駆逐戦車を除いた殆どが固定砲を持っており、それ故同タイプの戦車よりも大型の砲を持っていることが多い。
両者の違いは装甲化の違いである。自走砲は牽引対戦車砲が自走化しただけであり、防御力が低い。それに対して、駆逐戦車は戦車が固定砲に変わったものと考えられるので防御力が高い。

前半の駆逐戦車は殆ど使えないので、直接攻撃として使うなら自走砲が主流になる。対ソ戦では、T-34(初期型は対地防御24)を相手にするには、主力戦車である3号戦車(このころ主力のはAP25)だけではつらい。そのままでは航空機に頼り切ることになってしまう。それでは夜や雨の時には一方的にやられてしまう事になる。そこで、使い方が難しいがマルダー自走砲(AP45程度)やWa号機甲自走砲(AP79)などを使うと良い。特に後者は、殆ど受け身であるRSBC世界対ソ戦初期では結構役に立つので頑張って作ろう。

中盤になると3号突撃砲も長砲身化するので、自走砲は不要になってくる。戦車も4号長砲身型も訓練制度の為に簡単に手にはいるのでもう要らないと言いきっても過言ではない。
後半になると、強力な砲と装甲を搭載した駆逐戦車が現れるので完全に切り替える。というかこの時期にはもはや戦車だけで良いと思われる。その頃には生存性が低いナースホルンは余り役に立たない。

北米では確実に役立たずである。パンター2さえあれば、駆逐戦車は全く要らない。


地対空部隊

地対空部隊は高射砲(命中が緑色)と対空機関砲タイプ(命中が青色)に別れる。高射砲は地形攻撃に対して対空防御射撃をし、対空機関砲は直接攻撃に対して対空防御射撃をする。そこで、敵で現れたら、高射砲には直接攻撃、対空機関砲には地形攻撃が基本である。もっとも後半においては高射砲の能力が高すぎる為に、あらゆる攻撃を試しても手痛い反撃を受けるおそれがある。
本ゲームでは地形攻撃がかなり脅威であり、しかも多いので、高射砲が大活躍する。とはいえ、歩兵も強化された為、対歩兵能力の高い自走対空機関砲はそれなりに役立つ。

対空機関砲

 自走化する前の機関砲は殆ど役に立たない。そこで、自走対空(機関)砲や対空戦車のみがなんとか使える。対空戦車は後半になるまで使えない。そこで、序盤は自走対空砲のみが何とか役に立つ。
それでも作りたてのものでは使えないだろう。そこで何とか4連装×3射数のSdkfz7/1を作るべきである。APも8であり、対地命中166 であり、80程度の回避率を持つ対歩兵において、とても役に立つ。また対空命中193と対空力もある。序盤〜終盤はこれだけで十分である。それ以上にすると能力が下がるので意味もない。
北米では対地対空について高威力かつ高命中率を誇るケーリアンbが役に立つ。

高射砲

ドイツは初期から強力な88mm砲をもっており、終盤までこれで十分である。防御戦では経験値0のものを出しておけば、近距離にいる敵航空機を効率よく減らすことが出来、また対戦車砲の変わりとしても使える。敵で優れているのはアメリカの90mmM2高射砲である。隣接攻撃では能力の高さ故に確実に損害が出るだろう。これを倒すのは至難の業である。イタリアの90mmもかなり性能が高いが、ドイツの88mmで十分である。他はそれほど能力が高いとは言えない。

自走高射砲については18t重牽引車自走高射砲が制式化され次第、高射砲から転換しておくと良い。北米ではWc号対空戦車後期型にするべきである。今作では、地形攻撃による被害が出やすいので、自走高射砲は極めて役に立つ。




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